

実は、今、映像業界は好景気です。
2011年の完全地上デジタル放送化に伴ったチャンネル数の増加と、ワンセグ携帯やiPhone、iPadなどの携帯端末に向けたインターネット配信の飛躍的な発展により、映像業界は慢性的な人手不足に陥っているためです。
映画界も同様で、日本国内では、邦画と洋画の観客動員数が逆転し、邦画の制作本数が増えています。映画の都・ハリウッドでも邦画のリメイクがブームになっています。日本映画の制作現場は活気付いているのです。
映画とテレビ、二つの代表的な映像業界を見渡しただけでも、日本の映像業界に多くのニーズが集まっていることが分かるでしょう。これは、業界内部から見れば、業界全体に追い風が吹いているチャンスの時期なのです。
では、どうして求人が出回らないのでしょうか。
一般の求人誌や大学に求人を出しても、三日と持たず辞めてしまう人が多いからです。求人を出して、新人を育成する費用は、企業の大きな負担になります。費用をかけて人を雇っても、未経験者では想像以上の仕事の辛さに耐え切れないのです。
費用に見合わない求人を出すより、身の周りにいる「映像業界で働きたい」という情熱を持った人員を引き抜く方が、企業側としては効率的なのです。
これが、求人が一般的に出回らない理由です。

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